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太平洋を渡るバイオリンキット [バイオリン製作]

以前、StewartMacdonaldから購入(衝動買い)したF5マンドリンキットが押入れに入っている。これは、ショルダースクロールの作成方法を思いつかず、長期の乾燥を行うことに急遽予定変更となったものだった。

入れっぱなしにすると忘れ去られたまま数年は過ぎ去るだろうから、冬の乾燥した時期にエアコンの風にでも当てて、少しシーズニングを進めても良いかと、押入れの奥から引っ張り出してエアコンの下に持ってきた。

あ~、このキット、私のところに来なければ、今頃、立派に音を出していたかもしれないなぁ、などと、感慨深く眺めていると、ふと、異質なものに気がつく。

あれ?
マンドリンの左側にあるスクロールの付いたネックは何だ?

もしや、StewartMacdonaldで売っているバイオリンキットがサービスで付いてきたのか
(な、わけないだろう)。

はい、マンドリンキットを衝動買いしたときに、アメリカで売っているバイオリンキットはどんななのか、興味を押さえきれず、ボタンをクリックしてしまったのでした。

言い訳すると(今更)、ミネハラ(HOSCO)のバイオリンキットに悪戦苦闘の結果、ようやくそれなりのものに仕上がってホッとしていた時期、たまたませばすちゃん氏のページで同じキットで同じようなひどい目にあっているのを見つけたのであった。
マンドリンキットの購入を決めたときに、そういえばアメリカで売っているキットの品質はどうなんだろうという疑問がムクムクと湧き上がり、一緒に買えば送料はかからないぞという悪魔の声に逆らえなかったのであった。

マンドリンキットを何で購入したのかという話もあるのだが(笑)、こちらは、たっぷり余っているセラックニスの使い道という理由があって、輪廻は回るぐるぐると・・・

実は、このバイオリンキット、中国製で、パーツセットの袋には中国企業の名前までそのまま入っている。つまり、キットは太平洋を越えて、アメリカにわたり、ネットショッピングによって、再び太平洋を越えて私の手元に来たのである。
海峡を渡るバイオリンならず、太平洋を渡るバイオリンキットである。

今は、キットは乾燥中(笑)であり、すぐに触る計画はないのだが、そのうち、暇を見つけて、日米のバイオリンキットの比較をしてみたいと思う。


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