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書籍「海峡を渡るバイオリン」を読んで [バイオリン製作]

先日買った本を昨日の東京出張の往復と帰ってからの時間で読みきった。

海峡を渡るバイオリン

海峡を渡るバイオリン

  • 作者: 鬼塚 忠, 岡山 徹, 陳 昌鉉
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 単行本


ドラマ以上のことはあまりかいていないなぁ・・と読み進んでいると、あるページに
「最近になって、やっとストラディバリの気持ちが多少はわかるようになった気がする。」
と書いてあって、ぉお~!!、と喜んで読み進んだら、

「私も人間であるから、自分の技術をおいそれと盗まれたくはない。」

はぁ~、そういうことか~

それでも、駒のわずかな調整や、弓の毛の張替えで3倍の値段の楽器のレベルに引き上げることができるなどといった参考になる記述もあり、影響されやすい私は、今日帰ってから、愛器eagleの駒をわずかに調整してみた。

本にはどう調整するといいのかというのは書いていなかったが、私の楽器はA線のDの音がどこかに共振しておとなしくなっているので、A線回りの駒を軽くし、音の出方が変わるようにという方針で彫刻刀の歯をスクレーパーとして使い、本当にほんのわずかだけ、駒を削ってみた。
追記:朝、起きてから冷静に考えれば、共振しているのは、おそらく胴だろうから、魂柱をわずかに動かすことで対応できるような気がするが、魂柱を動かすのは滅茶苦茶苦手なので、躊躇するなぁ~

結果、Dの音も少しはよくなった気がするが、それよりも、E線がずいぶんきらびやかになってきた気がする。^^;

調整前の駒はこんなかんじ

調整後は

いや~、写真で見ても違いは分からないですね~

こんなんで、音が本当に変わったのか、気がするだけかは神のみぞ知る


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