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ものがたりの始まり [ヴァイオリンの本]

大昔(笑)、高校生の頃、楽器に興味を持って、中でもヴァイオリンのニスの秘密はまことしやかに本まで出ていて生のヴァイオリンを触ったことすらなかった私の興味を引き立てた。高校には弦楽クラブがあったのだが、ヴァイオリンは幼少の頃からやっている連中が多く、高校から始めたのでは絶対にかなうわけがないと、負けず嫌いの私はそのクラブには入らず、マンドリンオーケストラに入ったのだった。とはいっても、ヴァイオリンへの興味は失ったわけではなく、いつか手にしたいと想いだけは持っていた。
再びヴァイオリンに興味を持ったきっかけとなったのは、N先生の還暦祝いで目の前で演奏してくれたレベッカ・ラストさんのチェロを聞いたのと、石井宏著、誰がヴァイオリンを殺したか という書籍を手にしたことである。
また、ヤマハがサイレントシリーズという静音楽器のシリーズを出していたことから、サイレントだったら、家で弾いても回りに迷惑をかけずにできるかも?という「大人」な理由があったりもする。

誰がヴァイオリンを殺したか

誰がヴァイオリンを殺したか

  • 作者: 石井 宏
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本

さて、なんだかんだと理由をつけて入手したのが、エレキバイオリンである。(サイレントシリーズは高いのでパス。どうせ共鳴胴がなければ同じように音は小さくなるはずという小ざかしい浅知恵をフル回転させたのであった)

購入したのは、Artisan EVR-700 というエレキバイオリンである。ネット通販で探した店で3万弱で購入。
エレクトリックバイオリン EVRセット

バイオリンに名前を付ける人が多い。一台しかないときには、自分で使うには名前なんて要らなかったが、こうやって、ブログに演奏を載せたりすると、どのバイオリンで弾いた演奏かを分かりやすく示す必要がある。
などと、理屈をこねくりかえし、購入後一年以上も経ってから本日名前を付けることにした。

命名である。汝、エレキバイオリンよ、お前の名はroseとする。

何も知らない素人がいきなりバイオリンを買って弾きこなせるほどこの楽器は甘くはなく、その後、大変な苦労が待ち受けたのは言うまでもない(笑)

時は2004年8月であった。

後で出てくるが、自作生バイオリンもこのときあわせて命名した。

汝、生バイオリンよ、そなたの名はeagleとする。

(というか、自作生バイオリンはラベルにすでに名前を記入しているのだ・・・)


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